【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(7月30日の動き)
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キーウ標的に過去最大規模となる無人機攻撃 ウクライナ軍発表
ウクライナ軍は31日、ロシア軍が首都キーウなどを標的に過去最大規模となる無人機による攻撃を仕掛けてきたと発表しました。
一方、ロシア側もウクライナと国境を接する州などでウクライナ側が無人機攻撃を仕掛けたと発表し、双方の攻撃が激しくなっています。
ウクライナ空軍は31日、ロシア軍が主にキーウ方面に向けて89機の自爆型無人機とミサイル1発で攻撃を仕掛けてきたと発表しました。
無人機による攻撃としては過去最大規模で、ウクライナ軍はいずれも撃墜に成功したとしています。
キーウの当局によりますと市内では7時間以上、防空警報が出され、40機以上の無人機を撃墜したということです。
一方、ロシア国防省は31日、ウクライナと国境を接する西部のベルゴロド州やクルスク州などでウクライナ側が無人機攻撃を仕掛けてこれを撃墜したと発表し、双方の間で無人機による攻撃が激しくなっています。
戦術核兵器使用を想定した軍事演習を開始 ロシア国防省発表
また、ロシア国防省は31日、ウクライナ侵攻の出撃拠点にもなっている南部軍管区や、中央軍管区で戦術核兵器の使用を想定した軍事演習を開始したと発表しました。
ロシアはことし5月に戦術核兵器を巡る第1段階の演習を開始し、先6月には同盟関係にあるベラルーシも参加して第2段階の演習を行いました。
第3段階だとする今回の演習は空軍部隊も参加して核弾頭を搭載できる短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の使用を想定した訓練などを行うとしています。
プーチン政権は、核戦力を誇示してウクライナへの軍事支援を強化する欧米諸国へのけん制を続けています。
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