3大会ぶりのメダル獲得を目指す日本は1日、予選リーググループBの第2戦で東京大会で、銀メダルを獲得したブラジルと対戦しました。

日本は序盤からブラジルにサーブで崩され、これを起点に強烈なスパイクを決められる場面が多く、第1セットを20対25で落とすと、第2セットは17点しか奪うことができずに落としました。

反撃に転じたい日本は、エースの古賀紗理那選手を中心にスパイクで得点を狙いましたが、高さのあるブラジルのブロックに跳ね返されてなかなか得点を奪うことができず、第3セットも18対25で落として、セットカウント0対3で敗れ2連敗となりました。

最終戦はケニアと対戦

バレーボール女子の予選リーグは12チームが4チームずつ3つのグループに分かれて総当たりで対戦し、それぞれのグループの上位2チームと3位のチームのうち成績が上位の2チームが準々決勝に進みます。

日本は予選リーグ最終戦となる第3戦で、同じく2連敗中のケニアと対戦します。

古賀「攻撃の展開や精度ちぐはぐ」

キャプテンの古賀紗理那選手は、ストレートで敗れたことについて自分たちの攻撃の展開や精度にちぐはぐな部分があり、相手にとって楽な展開で攻撃させてしまったことが敗因だと思う」と分析していました。

そして、第3戦のケニアとの試合に向けては「私たちがやりたい、『サーブで崩す』という戦い方を引き続きやっていきたい」と前を向いていました。

眞鍋監督「負けパターンだった」

眞鍋政義監督は「サーブで崩されてブロックでやられるという、負けパターンだった」と試合を振り返ったうえで、「まずは練習してきたサーブで相手を崩すことが出来ないと話にならないので、そこを修正するところから始めたい」と課題を分析していました。

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