ガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスは31日、ハニーヤ最高幹部が訪問先のイランでイスラエルによる攻撃で殺害されたと発表しました。

イスラエルは関与を認めていませんが、イランの最高指導者ハメネイ師は報復を行う考えを示しています。

また、イランが支援するヒズボラの幹部がイスラエル軍による空爆で殺害されたことを受け、ヒズボラの最高指導者ナスララ師は1日に「戦いは新たな段階に入った。敵はわれわれの報復を予期するべきだ」と述べました。

ロイター通信は1日、イランとヒズボラなどの武装勢力の代表がイスラエルへの報復について協議する予定だと伝えたほか、イラン軍の参謀総長も「イランと抵抗勢力がどのように報復を行うかは検討中だ」と発言しています。

一方、ネタニヤフ首相は1日に「あらゆる事態への備えができている。イスラエルへのどのような攻撃も大きな代償を伴うだろう」と述べ、イランやヒズボラを強くけん制していて、緊張がさらに高まっています。

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