米紙ニューヨーク・タイムズは3日、イスラム組織ハマス最高幹部のハニヤ政治局長の殺害をめぐって「セキュリティー違反」があったとして、イラン当局が情報当局の高官や軍関係者、ハニヤ氏の滞在先の従業員ら20人以上を拘束したと報じた。複数のイラン当局者の話としている。

 同紙は、ハニヤ氏の殺害は滞在先に仕掛けられた爆発物によるものだったとし、イラン当局が殺害の実行犯について捜査を進めていると伝えた。施設の従業員全員を隔離下に置いて携帯電話を含む全ての電子機器を押収したほか、首都の警備に関わる軍や情報機関の幹部も尋問したという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。