「北戴河会議」開催地周辺の鉄道駅を警戒する警察官ら=4日、中国河北省北戴河(共同)

 【北京共同】中国河北省の避暑地・北戴河で4日までに厳戒態勢が敷かれた。習近平指導部メンバーや中国共産党の長老が集まり始めたとみられる。毎年この時期に国政の重要課題を話し合う非公式の「北戴河会議」を開催するのが恒例。米欧と異なる発展モデル「中国式現代化」の推進を決定した7月の第20期中央委員会第3回総会(3中総会)を踏まえた議論となりそうだ。  北戴河に近い鉄道駅の付近には多数の軍人や警察官が配置され、通行人の動きに目を光らせた。国営通信新華社は共産党の蔡奇政治局常務委員が3日、北戴河で各分野の学者らと面会したと報じた。北戴河会議の開催には触れなかった。


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