学生などの抗議デモが激化しているバングラデシュで5日、首相が辞任し、国外に脱出しました。
首相公邸になだれ込んだデモ隊が歓声を上げ、物品を持って外に出ていきます。
バングラデシュでは、7月から公務員採用の優遇措置に反発する学生デモが激化し、治安部隊との衝突で200人以上が死亡しています。
ロイター通信によりますと、バングラデシュ軍が5日に会見し、ハシナ首相が辞任し、暫定政権が樹立されるとの見通しを示しました。
また現地メディアによりますと、ハシナ氏は軍用ヘリコプターで隣国インドに脱出したということです。
今後、軍による暫定政権のもと情勢が安定するか注目されます。
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