会談する金杉憲治駐中国大使(左)と中国山東省青島市トップの曽賛栄・市共産党委員会書記=6日、青島市(共同)

 【青島共同】金杉憲治駐中国大使は6日、中国山東省青島市で同市トップの曽賛栄・市共産党委員会書記と会談し、産業や経済貿易分野での協力強化や人的交流の拡大で一致した。交流促進に向け、日本人の短期滞在のビザ免除再開を中国政府に働きかけるよう要請した。在中国日本大使館が明らかにした。  青島には700社を超える日系企業が進出している。会談で金杉氏は「日本人が安心・安全を感じられる雰囲気づくりが重要だ」と述べ、邦人が安心してビジネスを行うための環境整備の必要性を指摘。曽氏は青島と山口県下関市の友好都市締結45周年に言及し、日本の地方都市との友好関係を「非常に重視している」と語った。


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