6日、米メリーランド州で記者会見する(右から)米国のオースティン国防長官とブリンケン国務長官、オーストラリアのウォン外相とマールズ国防相(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国とオーストラリア両政府は6日、米東部メリーランド州アナポリスで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開催した。東・南シナ海で威圧的な行動を続ける中国に対抗するため、監視・偵察能力の向上を目的に日本を含めた3カ国による協力強化を確認。米豪間での防衛装備品の共同開発、生産の推進も申し合わせた。  オースティン米国防長官は協議後の記者会見で「米豪両国は、地域の他の友好国とかつてないほど緊密に連携し活動している」と強調。日本のほか、フィリピンやインドを含めた多国間協力を一層進める考えを示した。  防衛装備品を巡り、米豪は精密打撃ミサイルの共同生産開始を目指している。


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