【シエムレアプ共同】カンボジア地雷対策センターは7日、同国北西部シエムレアプで、ウクライナ政府職員に対する本格的な地雷除去研修を始めた。地雷対策は日本が重点を置く支援分野で、地雷処理の経験が豊富なカンボジア政府と連携し、ウクライナ側への訓練に当たる。職員は22日まで滞在し、日本製の地雷除去機の操作やメンテナンス方法を学ぶ。  ウクライナ非常事態庁のペトロ・グラズンさんは、日本側から提供された除去機材や研修に謝意を表明。「ウクライナ国民の命を救うものだ」と強調し一礼した。  ウクライナ当局によると、5月時点で国土の約3割に地雷や不発弾が埋まり、周辺に約500万人が暮らすとされる。


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