【ナイロビ共同】アフリカ・ナイジェリアで1日から続く反政府デモを巡り、ロイター通信は7日までに、地域で影響力を増すロシアの介入を期待する一部の参加者がロシア国旗を掲げたと報じた。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは同日、治安部隊とデモ隊との衝突でこれまでに少なくとも22人が死亡したと明らかにした。  ロイターによると、ナイジェリアのロシア大使館はデモへの関与を否定した。ナイジェリアは国際通貨基金(IMF)と協議して補助金削減などの財政改革を進めている。物価高騰にあえぐデモ参加者らは、IMFなどの「西側の機関」が改革を押し付けたとして反発しているとみられる。


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