ロシア南部のボルゴグラード州で7月29日、トラックと旅客列車が衝突する事故があり、約140人が負傷した。トラックが警報音を無視して踏切に進入したことが原因とみられている。
子ども15人を含む約140人が負傷
警報音が鳴り響く踏切。
この記事の画像(11枚)事故直後、横転した列車の上から撮影された映像を見ると、列車はレールからは大きくはみ出し横転。車内から出てきたのか、列車の上に立つ人や周囲には立ち尽くす乗客の姿もあった。
ぶつかったトラックは跡形もなく潰れ、原型をとどめていない。この事故で、20両の列車のうち9両が脱線し、そのうち7両が横転した。
当時列車には、乗客など800人以上が乗車していた。当局によると、子ども15人を含む約140人が負傷したという。
事故の原因は、トラック側にあるとみられている。現地の鉄道会社によると、トラックは警報音が鳴っているにも関わらず、踏切の中に進入。
列車は急ブレーキを踏んだが、止まることができず、衝突してしまったという。
地元警察は、トラックの運転手が交通違反をしたとして、事故の詳しい原因を捜査している。
(「イット!」 8月5日放送より)
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