アメリカのゴルフ場で、小型飛行機が不時着する瞬間をカメラが捉えた。現場にはプレー中のゴルファーがいる中、突然目の前に横滑りで飛行機が落ちてきており、一歩間違えれば、ゴルファーが巻き込まれていた可能性もある危険な状況だった。

“グリーンオン”する飛行機

アメリカ・カリフォルニア州のゴルフ場で8月4日、グリーン上でゴルファーがカップインに集中しようとしていた矢先、突然、小型飛行機が目前に“グリーンオン”してきた。

回避するゴルファー(HAGGIN OAKS GOLF COMPLEX)
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目の前に不時着する小型飛行機に、ゴルファーは思わず横っ飛びで衝突を回避した。

部品が外れた瞬間(HAGGIN OAKS GOLF COMPLEX)

飛行機が地面に着いた際には、部品とみられるものが外れてしまい、転がっていく様子も見られた。機体はそのままグリーン上を横滑りし、建物に突っ込む寸前で止まった。

地面濡らす燃料(HAGGIN OAKS GOLF COMPLEX)

しかし、飛行機をよく見ると燃料が漏れ出し、危険な状況だ。直後、飛行機から降りてきたパイロットが燃料を処理し、危機は回避された。

奇跡的な着陸劇…ケガ人ゼロ

パイロットは奇跡的に軽いけがで済み、巻き込まれた人もいなかったという。

飛行機が不時着する様子(HAGGIN OAKS GOLF COMPLEX)

地元の消防によると、飛行機は、上空約120mで故障が発生し、不時着せざるをえなくなったという。パイロットは開けた場所を探した結果、ゴルフ場を選んだのだろうか。

グリーンの芝目が変わってしまったが、ゴルファーがこの後パットを決められたかは、分かっていない。
(「イット!」 8月7日放送より)

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