【エルサレム共同】パレスチナのイスラム組織ハマスは11日、イスラエルとの停戦交渉を仲介する米国など3カ国に対し、まずは過去の合意案の履行を求める声明を発表した。ハマスは「さらなる交渉に進むより(イスラエルに)合意を履行させる」べきだと主張し、3カ国が要請した15日の交渉再開に消極的な姿勢を示した。  ハマスは間接的な停戦交渉の再開を明確には拒否しなかったが、交渉再開によって「(イスラエルの)侵略行為が覆い隠される」ことに懸念を示した。  ハマスが履行を求めたのは、7月2日の合意案。詳しい内容は不明だが、ハマスが妥協を示した内容とされる。


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