14日、ソウルで開かれた慰安婦問題の式典であいさつする申英淑・女性家族相職務代行(共同)
【ソウル共同】韓国政府は14日、旧日本軍の従軍慰安婦問題を語り継ぐための記念式典をソウルで開催した。女性家族相の職務代行を務める申英淑次官が出席し「真相究明と被害者の証言を体系的に記録・保存し、歴史の真実を後世に伝える」とあいさつした。元慰安婦の李容洙さん(95)が出席した。 8月14日は元慰安婦の故金学順さんが1991年に初めて公の場で被害を語った日で、文在寅前政権が2017年に国家記念日に制定。文前大統領は式典に出席するなどしたが、22年就任の尹錫悦大統領は今年も、過去2年と同様不参加でメッセージも寄せなかった。
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