パレスチナ自治政府のアッバス議長(ロイター=共同)

 【イスタンブール共同】パレスチナ自治政府のアッバス議長は15日、訪問先のトルコ議会で演説し、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルを非難し、パレスチナ国家樹立が「平和への道だ」と訴えた。イスラエルに戦闘終結の圧力をかけるため、スペインなど欧州諸国による国家承認が相次いだことを歓迎し、国際社会に働きかけを続けると表明した。  アッバス氏は「残虐な攻撃を止めるため命を懸けてガザを訪問する」とも述べた。自治政府が拠点を置くヨルダン川西岸との一体的な統治をアピールする狙いとみられる。ただイスラエルがガザへの出入りを厳しく管理しており、訪問実現は困難だ。


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