両陣営副大統領候補の民主党・ウォルズ氏㊧と共和党・バンス氏(コラージュ)

 【ワシントン=鈴木龍司】11月のアメリカ大統領選に向けて、副大統領候補の民主党のウォルズ・ミネソタ州知事(60)と共和党のバンス上院議員(40)は、10月1日に米CBSテレビが主催するテレビ討論会に出席することで合意した。  全米で生中継される討論会は有権者の関心が高く、両者の議論の評価が選挙戦終盤の流れを左右する可能性がある。  CBSは両陣営に複数の日程を提案し、ウォルズ氏が交流サイト(SNS)に「10月1日に会おう」と投稿。バンス氏も応じる姿勢を示した。  バンス氏は「アメリカ国民はできるだけ多くの討論会に参加する権利がある」として、CNNテレビが提案している9月18日の討論会にも参加する考えを表明。ハリス陣営は副大統領候補の討論会への参加は1回にとどめる方針を示した。  一方、大統領候補の討論会は、民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領が、9月10日にABCテレビ主催の討論会で初対決することが決まっている。トランプ氏はさらに、9月中に2回の討論会を実施するよう求めているが、ハリス陣営は15日、10月に2度目の討論会に参加する意向を表明した。 

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