【石獅共同】中国が沖縄県・尖閣諸島周辺や台湾海峡を含む東シナ海に設けた禁漁期間が16日に終了、福建省石獅市の漁港から多数の漁船が出港した。2016年の禁漁明けには尖閣周辺に200~300隻の漁船が押し寄せたが、中国側は偶発的な事故による日中関係悪化を懸念しているとみられ、取り締まりを強化。尖閣領海に侵入した中国漁船への海上保安庁の退去警告は21年の81隻から23年は4隻に減少、今年も領海侵入する漁船は少ないとみられる。  台湾対岸にある石獅市の祥芝中心漁港では16日、中国国旗を掲げた漁船が爆竹を鳴らしながら次々と出港した。5月1日から禁漁だったが、この日の正午に解禁された。


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