【ワシントン共同】バイデン米大統領は16日の声明で、パレスチナ自治区ガザの「停戦合意が間近に迫っている」と強調し、仲介外交を加速させる意向を示した。この状況を「台無しにすべきではない」と訴え、イランに対し、イスラエルへの報復攻撃に踏み切らないようけん制した。  バイデン氏は16日、共に交渉を仲介するエジプト、カタールの首脳とそれぞれ電話会談。両首脳から、米国が示した新たな提案に「強い支持」が示されたと振り返った。  ブリンケン国務長官のイスラエル派遣は「イスラエルの安全保障への揺るぎない支持を改めて強調し、停戦合意実現に向けた集中的な取り組みを続けるため」だと説明した。


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