中国で7月26日、出発間際の電車で、閉まりかけたドアに足をかけ、“仁王立ち”でわめきながら発車を妨害する男が撮影された。
男は怒り心頭で、電車内にいた乗客に繰り返し降車するように叫んでいた。
降車時に乗客の1人がぶつかったことに怒っていたという。
電車に足をかけて出発を妨害する男
中国・広東省で7月26日、地下鉄でトラブルが起きた。
出発のチャイムが鳴り響いたその時、ホームで「早く出てこいよ!そこのやつ!」という声が響いた。
この記事の画像(11枚)ドアの前で、Tシャツ姿の男が大きな声を張り上げていた。
よく見ると男は、サンダルのようなものも履いている。
ホーム側から撮影された映像では、男の左足はホーム側に、右足を電車内に踏み入れてドアが閉まるのを防ぎ、出発させないようにしているようだった。
そこに駆けつけた駅員は、「お客様!降りてください!とりあえず降りてください!」と声をかける。
しかし、男は聞く耳を持たず、車内を指さしながら大きな声を上げ続けた。
男性は「おい!そこのやつ!お前が降りないなら、俺はずっとここにいるぞ!」と叫び、どうにも怒りが収まらない。
男は電車の出発時間を過ぎても、仁王立ちし続けていた。
怒りの理由は「乗車時のトラブル」
現地メディアなどによると、当時、男が電車から降りようとしていた時、ホームで待っていた乗客の1人が待ちきれずに乗り込んできたという。
そしてすれ違った際、乗客が持っていたスーツケースが男にぶつかり、トラブルになったと伝えている。
“降りる人を待って乗ってくるのがルールだ”と、男は主張していたのか。
一方、スーツケースを持っていた乗客は「なぜ私が降りないといけないの?」と、ポツリ。
どうやらぶつけたことを自覚していない様子だ。
その後、駅員が2人を電車から降ろして警察に引き渡し、この騒ぎで、電車は数分遅れて駅を出発したという。
(「イット!」 8月14日放送より)
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