【テヘラン共同】イラン革命防衛隊の報道官は20日、首都テヘランで起きたイスラム組織ハマス前最高指導者の暗殺への対応でイスラエルに宣言した報復攻撃に関し「性急な行動はしない。待つ期間は長いかもしれない」と述べた。攻撃を急がず、パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとハマスの停戦交渉を注視する意向を示唆した。国営テレビが報じた。  停戦交渉の仲介役、米国やカタール、エジプトは実際に報復があれば交渉が破綻すると懸念。イランをけん制しながら今週の合意を目指している。  ハマス前最高指導者のハニヤ氏は7月31日、革命防衛隊が厳重に警備するテヘランの施設で暗殺され、イランはイスラエルの仕業だとみている。


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