中国の李強首相(左)と握手を交わすベラルーシのルカシェンコ大統領=22日、ミンスク(ベラルーシ大統領府提供・ロイター=共同)
【モスクワ共同】ベラルーシのルカシェンコ大統領は22日、首都ミンスクで中国の李強首相と会談した。ウクライナに侵攻するロシアの同盟国のベラルーシは欧米の制裁対象になっているが、ルカシェンコ氏は「中国側と30億ドル(約4390億円)に上る15の投資計画に取り組んでいる」と述べた。ベラルーシ国営ベルタ通信が報じた。 ルカシェンコ氏は、穀物加工やエンジン製造、化学の分野への投資だとし「中国経済にとっても有益だと信じている」と表明。李氏の訪問を「歴史的だ」と称賛した。 李氏はゴロフチェンコ首相とも会談。ゴロフチェンコ氏は「両国の貿易高は過去30年で140倍に増えた」と述べ、一層の関係強化に期待した。
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