けたたましい音と共にモクモクと噴き上がる黒い煙。
インドネシアでカメラが捉えたのは、噴火の瞬間です。
映像をよく見ると、尾根には取り残された登山客の姿が確認できます。
恐ろしいほどのスピードで煙が迫り、自然の驚異を前に登山客は立ち尽くすのみ。
ようやく動き始めると、パニックになりながら、慌てて斜面を駆け下りています。
噴火で飛ばされた石や火山灰が降り注ぐ中、逃げ惑う登山客の先には、さらに別の人影も確認できます。
登山客は、無事だったのでしょうか。
現地のメディアによると、この日、12人が登山を楽しんでいたといいますが、奇跡的に全員無事だったといいます。
インドネシアの防災庁は、今回の噴火を受け、新たに火口から約3km以内への立ち入りを禁止したということです。
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