来年、TICAD=アフリカ開発会議が日本で開かれるのを前に、UNDP=国連開発計画などは、アフリカの課題について若者たちが議論する「模擬AU」を初めて開きました。
都内の会場には日本の学生と、日本に留学しているアフリカ出身の学生ら、あわせて130人が集まりはじめにUNDPのエザコンワ・アフリカ局長が「このイニシアチブはアフリカと日本の若者たちのきずなを象徴し、強化するものだ」と意義を強調しました。
会合では、AUの加盟国に割りふられた参加者たちが、大使になりきり、気候変動などの課題についてそれぞれの国の立場をふまえて協議して決議案をまとめました。
審議の結果、賛成多数で決議は採択され、参加者たちからは、拍手があがりました。
モザンビークからの留学生は「素晴らしい経験でした。この活動が続くことに期待します」と話し、日本の大学生は「アフリカについてひとまとめにしてしまいがちですが、それぞれ、思いや立場の違いがあり、細かく深掘りするのは初めてで新鮮でした」と話していました。
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