オーストラリアのヘアサロンで、深夜に何者かが放火。カメラがその一部始終を捉えていた。

液体が自身にも…構わず火をつけ“火だるま”に

7月6日午前0時前、オーストラリア・キャンベラ郊外の繁華街にあるヘアサロン。防犯カメラが捉えたのは、自転車に乗った2人組だ。

店内へ侵入する犯人(ACT Policing)
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2人組は、ハンマーなどで入り口のガラスを壊し穴を開けると、1人がくぐり抜け店内へ侵入。よく見ると、真っ白い布のようなもので顔を隠し、さらに赤いタンクを手にしていた。

金目当ての犯行かと思いきや、レジには目もくれずある場所へ向かった。

化粧台に液体をばらまく犯人(ACT Policing)

犯人が向かったのは、様々なものが並べられる化粧台だ。そこにタンクからバシャバシャと液体をばらまき始めた。犯人は、しぶきが自分にかかっているのもお構いなく、ひたすらにまき散らした。

投げ捨てられたタンク(ACT Policing)

しかし動揺したのか、犯人はタンクを投げ捨ててしまった。そして、投げたタンクをあわてて拾い直したが、次の瞬間、なぜか店のど真ん中でタンクに火を近づけた。

あたりを包み込んだ巨大な炎(ACT Policing)

あたりを包み込んだ巨大な炎と同時に、犯人は自分でつけた火が燃え移り、“火だるま”になってしまった。

店の外で、火を消そうと転げまわる犯人(ACT Policing)

消火しようとしても、火はなかなか消えない。するとたまらず仲間の待つ外へ行き、地面をクルクルと転がり、そこへ仲間も加わってようやく消火した。

その後、2人組は自転車に乗って逃走。警察はSNSに動画を公開し、情報提供を呼びかけている。
(「イット!」 8月19日放送より)

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