ウクライナでは24日、旧ソビエトからの独立記念日を迎えました。

ゼレンスキー大統領は、キーウ中心部のミハイル聖堂前の広場を訪れ、ロシアとの戦闘で亡くなった兵士たちの写真の前に設置された献花台に国旗の色と同じ、青と黄色の花束をささげました。

また、ゼレンスキー大統領は24日に公開した動画で、越境攻撃を行っているロシア西部と国境を接するスムイ州を訪れたことに触れ「われわれの土地に悲劇をもたらそうとする者は自分の国でその悲劇を目の当たりにするだろう」と述べ、攻撃を継続する姿勢を強調しました。

そして、独立記念日を迎えたことを踏まえ「ウクライナとウクライナ人だけがどのような道を歩み、どのような選択をするか決めるのだ。それが独立というものだ」と訴えました。

首都キーウでは、伝統衣装「ビシバンカ」を身につけた人を多く見かけ、多くの人がロシアに徹底抗戦し、ウクライナの独立を守る決意をあらたにしました。

中心部の独立広場では、犠牲となった兵士たちを追悼するため、多くの旗がたてられた場所に大勢の市民が訪れ、31歳の女性は「今、私たちがここにいることができるのは国を守ってくれている兵士たちのおかげです」と話していました。

また、39歳の男性は「ロシアはウクライナを破壊しようとしている。われわれの軍を信じている」と訴えていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。