ドイツ西部のゾーリンゲンで23日夜、市の650周年を祝う「多様性の祭典」と名付けられたイベントの会場で、何者かが刃物で来場者を次々に襲い、警察によりますと、3人が死亡し、8人がけがをしたということです。

警察などは地元メディアに対し、目撃者の証言から単独の犯行とみられるとしていますが、犯人は混乱に乗じて逃走したとしていて、行方を捜査しています。

ただ、手がかりになるような情報は得られていないとしています。

地元メディアは「市民が無差別に襲われた」とする当局の話を伝えていて、25日まで続く予定だったイベントは事件を受けて中止となりました。

ドイツのフェーザー内相はSNSへの投稿で「残忍な襲撃事件に深い衝撃を受けている。治安当局は犯人を確保し、襲撃の背景を調べるために全力を尽くしている」として、身柄の確保を急ぐとしています。

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