アメリカ大統領選挙の民主党候補となったハリス副大統領は29日、立候補表明後初めてメディアのインタビューに応じ、大統領に選ばれた場合、閣僚に共和党員を任命する意向を示しました。

ハリス副大統領は、アメリカCNNテレビのインタビューの中で、「最も重要な決定を下す際、異なる意見や異なる経験を持つ人がテーブルに着くことが重要だ」と述べ、大統領に就任した際、閣僚に共和党員を起用する考えを示しました。

また、国境政策の厳格化など、従来の方針の変更を指摘されていることについては「価値観は変わっていない」と批判をかわしました。

さらに、共和党のトランプ前大統領がハリス氏について、「インド系アメリカ人から黒人になった」と指摘したことについては、「使い古された脚本だ」と一蹴しました。

最新の世論調査でハリス氏の支持率は45%と、トランプ氏を4ポイントリードしています。

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