【シドニー共同】太平洋諸島フォーラム(PIF)の議長国トンガのフアカバメイリク首相は30日、先住民の分離独立派らによる暴動が起きたフランスの特別自治体ニューカレドニアに、PIF4首脳でつくる調査団を近く派遣することでフランス政府と正式に合意したことを明らかにした。  トンガでこの日閉幕したPIF首脳会議後の記者会見でフアカバメイリク氏は、調査団の目的を「全ての利害関係者に事情を聴き、現場を訪問することによって理解を深めることだ」と説明。各勢力に暴力自制と対話を促すとした。  調査団派遣は今月いったん決まっていたが、フランス政府が調査の中身に関与しようとしたとして白紙になっていた。


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