ベラルーシの首都ミンスクの裁判所に出廷した反政権派マリア・コレスニコワ氏=2021年8月(AP=共同)

 【モスクワ共同】ベラルーシの反政権派の主要人物で、同国内で服役中のマリア・コレスニコワ氏の家族が1日までに、同氏が刑務所内で飢餓状態にあり、栄養失調に陥っていると出所者の情報を基に明らかにした。米政府系「ラジオ自由欧州」のロシア語テレビ放送「カレント・タイム」のインタビューで語った。  家族によると、過去に穿孔性潰瘍の手術を受けたコレスニコワ氏は特別な栄養源が必要で刑務所内の食事を食べることができず、身長が175センチありながら体重が45キロまで落ちたという。  反政権派「調整協議会」の幹部だったコレスニコワ氏は2020年9月に逮捕され、21年9月に懲役11年の実刑判決を受けた。


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