宮崎駿監督

 【マニラ共同】「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を受けることが決まった宮崎駿監督(83)は2日、フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団を通じ「私の映画が多くのアジア人に受け入れられ、特にそこで生まれた子供に生きる力を与えた結果だということなら、とても光栄だ」との声明を発表した。  宮崎氏は「高名なマグサイサイ賞を受けることに歓喜している」と強調。同賞が映画監督の黒沢明氏や詩人の石牟礼道子氏=いずれも故人=にも授与されたことを挙げ「私も仲間入りすることができ、大変光栄で恐縮している」と表明した。  財団は8月31日に宮崎氏への授与を発表。授賞式は11月16日にマニラで。


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