ウクライナの非常事態庁によりますと、4日、西部リビウでロシア軍によるミサイルや無人機の攻撃があり、7人が死亡し、53人がけがをしました。

地元リビウの市長は、攻撃によって自宅が被害を受け、3人の娘と妻を亡くした男性もいると明らかにしました。

市内では、住宅や学校、それに歴史的な建物など180棟以上が被害を受けたとしています。

市内の大学に通う学生たちは「ロシアは私たちを混乱させ希望を失うほど怖がらせたいと思っている。しかし、そうはならない」などと話していました。

一方、ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派の代表、プシリン氏は4日、ロシア側が支配する州都ドネツクで、ウクライナ軍の砲撃があり、子ども2人を含む3人が死亡し、10人がけがをしたと発表しました。

また、ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州の知事によりますと、4日、ウクライナ軍の砲撃で3人が死亡、2人がけがをしたということで、ロシア、ウクライナの双方で死傷者が相次いでいます。

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