パリパラリンピック・車いすテニスの男子ダブルスで銀メダルを獲得した出雲市出身の三木拓也選手。日本時間の深夜の試合にもかかわらず、地元では多くのファンがパリに声援を送っていました。

日本時間の6日深夜、出雲市出身の三木拓也選手は、車いすテニスの男子ダブルスの決勝に登場。小田凱人選手とのペアで金メダルをかけてイギリスのペアに挑みました。

三木選手の地元・出雲では…。

村上遥アナウンサー:
出雲市役所です。間もなく日付が変わろうとしていますが、会場には三木拓也選手を応援しようと、多くの人が集まっています。

出雲市役所には、ファンや県内のテニス関係者など約70人が集まり声援を送りました。試合開始の予定時間は午後8時半でしたが、前の試合の終了が予定時刻より遅くなった影響で、日付が変わる直前にゲームスタート。それでも応援に熱が入ります。
試合はセットカウント0対2のストレートで敗れ、銀メダルでした。それでもパラリンピックに4大会連続で出場している三木選手にとって、初めてのメダル獲得です。

三木拓也選手:
2人で金メダルをとろうと話していたので、今は悔しい気持ちのほうが大きい。パラリンピックというプレッシャーの中で、どうプレーするかという経験の差だったと思う。次につなげて頑張っていきたい。

試合が終了したのは、日付が変わった午前1時半。それでも市役所には多くの人が残り、4度目の挑戦で悲願のメダルを手にした三木選手の健闘を称えました。

高校時代に指導していたコーチ:
最後までやりきってくれたので、おめでとうって言ってあげたい。

三木選手の後輩となる出雲高校の生徒:
力強いプレーで勇気づけられたので、これから学校生活を頑張りたい。

テニスクラブのチームメイト:
見ているこっちも悔しかったけど、銀メダル獲得おめでとうとまずは伝えたい。

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