パレスチナ自治区ガザ南部の避難民のキャンプにイスラエル軍の攻撃があり、地元メディアは100人以上が死傷したと伝えています。

パレスチナメディアによりますとガザ南部ハンユニスで避難場所に指定されている地区に10日、イスラエル軍の攻撃があり少なくとも40人が死亡、60人以上が負傷しました。

攻撃には5発のミサイルが使われ、避難民のテントが全壊し、深さ9メートルのクレーターができたということです。

救助が難航し、行方不明者も多く、負傷者がさらに増える恐れがあるとしています。

イスラエル軍は攻撃を認めたうえで、イスラム組織ハマスの拠点があり司令官を含む多数の戦闘員を殺害したとしているほか、ハマス側が発表している死傷者数は嘘だと主張しています。

攻撃があった地区は避難民が多く生活していて、ポリオのワクチン接種のため8日まで時間を限定した上で戦闘が一時休止されていた場所でした。

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