【ワシントン共同】米政府と欧州連合(EU)は9~10日、ブリュッセルで、中国とインド太平洋地域に関するハイレベル対話を開いた。共同声明で同地域の海洋安全保障について協力強化を確認し、中国に東・南シナ海での威圧的な行動の自制を要求。中国によるロシアの軍事産業支援は「世界の安全への脅威」だとして深い懸念を表明した。米EU双方が11日発表した。  共同声明は、米EUがインド太平洋地域の海洋安保をテーマにした会議開催を模索するとした。台湾海峡の平和と安定維持の重要性を強調。南シナ海での中国の海洋権益主張には法的根拠がないと断じた。中国による経済的威圧に連携して対応することも確認した。


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