2014年、インドの首都ニューデリーで、抗議活動を行うデリー首都圏政府のケジリワル首相(中央)(AP=共同)

 【ニューデリー共同】インド最高裁は13日、酒類販売政策を巡る汚職容疑などで逮捕された野党指導者でデリー首都圏政府のケジリワル首相の保釈を認めた。逮捕は4~6月の総選挙直前の3月で、モディ政権の強権姿勢が示されていると批判されていた。  同日保釈されたケジリワル氏は「国家を弱体化させる勢力と闘い続ける」と述べ、政権を非難した。  ケジリワル氏の最初の逮捕は3月21日で、総選挙の投票が始まる約1カ月前だった。5月にいったん保釈されたが、別の事件で逮捕、勾留されていた。判事の一人は逮捕のタイミングに疑問を呈し、不当だと指摘した。


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