大河ドラマ「篤姫」の音楽などで知られる鹿児島市出身の音楽家・吉俣良さん(65)が、韓国4大映画祭の一つ、「堤川(チェチョン)国際音楽映画祭」で映画音楽賞を受賞しました。

堤川映画音楽賞は、韓国の映画音楽分野に明確な足跡を残した音楽家に与えられます。韓国では吉俣さんの手がけた映画やドラマの楽曲が韓国のテレビCMや番組で使用されて高い人気を集め、その後、韓国のドラマ音楽も担当しています。

今回の受賞は日本と韓国での功績が認められたもので、2023年の坂本龍一さんに続き、2年連続の日本人の受賞です。

65歳という節目の年齢で賞に輝いた吉俣さんは「この賞をきっかけに韓国のみなさんと映画を作っていきたい。心から感謝いたします」と受賞の喜びを語っています。

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