【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズが24日付で報じた西部アリゾナと南部ジョージア、ノースカロライナ3州の世論調査によると、大統領選の共和党候補トランプ前大統領(78)の支持率が民主党候補ハリス副大統領(59)をいずれも5~2ポイント上回った。温暖な「サンベルト」に位置する3州は結果を左右する激戦州で両陣営の競り合いが続く。  11月5日の投開票まで1カ月半を切り、ハリス氏は黒人や女性票の掘り起こしを図るが、トランプ氏は保守層の支持が底堅い。トランプ氏は24日、ジョージア州での集会で「ハリス氏を打ち負かす」と気勢を上げた。  調査は両氏の一騎打ちを想定し17~21日に実施した。トランプ氏とハリス氏の支持率はそれぞれアリゾナ州が50%に対し45%、ジョージア州が49%に対し45%、ノースカロライナ州は49%に対し47%だった。  経済政策は55%がトランプ氏の方が良いと回答し、42%のハリス氏を上回った。移民政策でも54%がトランプ氏の方が優れていると答え、ハリス氏は43%だった。


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