中国では、1日から「国慶節」にあわせた7日間の大型連休が始まります。

中国政府は、連休中のべ19億4000万人が移動し、1日あたりの平均ではコロナ禍前の2019年と比べて2割近く増えると予測しています。

中国の大手旅行予約サイト「シートリップ」によりますと、外国の旅行では日本が最も人気で、次いでタイ、韓国などが目的地になっているということです。

上海の空港は30日も旅行に出発する人などで混雑していました。

中国では、先月18日に南部の深※センで、日本人学校に通う男子児童が刃物で襲われ死亡する事件が起きていて、北京の日本大使館は現地に滞在する日本人に対して連休中の安全対策について注意を呼びかけています。

一方、東京にある中国大使館も日本への旅行を計画する中国人などに対して、安全に注意するよう呼びかけています。

2歳の子どもと大阪に旅行するという30代の中国人の男性は「日本には何度も行っていますし安全について問題はないと思います。子どもと楽しみたいです」と話していました。

※「セン」は「土」へんに「川」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。