強い台風18号は、日本時間の3日午前9時の時点では台湾の南の海上でほとんど停滞しています。

台湾の中央気象署によりますと、台風は3日昼ごろ、台湾南部に上陸する見通しで、接近に伴って各地で風と雨が強まっています。

消防当局はこれまでに2人が死亡し、2人の行方が分からなくなっているほか、台湾各地で合わせて123人がけがをしたと発表しました。

台湾のすべての県と市では2日に続いて、3日も出勤や通学を停止する措置がとられていて、台北の中心部では、ふだんは混み合うバス停や駅は閑散としていました。

台風は上陸したあと、勢力を徐々に弱め、熱帯低気圧に変わると予想されていますが、中央気象署は高波や強風に警戒するよう呼びかけています。

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