台湾メディアによりますと、現地時間の3日午前7時半すぎ南部・屏東県の病院で配電室から火が出て燃え広がりました。

火はおよそ3時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で入院患者8人と作業員1人のあわせて9人が死亡しました。

また、100人近くの患者が別の病院に運ばれ、手当てを受けたということです。

亡くなった患者の多くは寝たきりの状態で、速やかに避難することができなかったということです。

現場の映像からは、建物から煙が立ちのぼっている様子や、強い雨が降る中で、大勢の患者が病院の出入り口近くに避難している様子がわかります。

台湾南部では、当時、台風18号の影響で雨や風が強まっていましたが、電力会社は、病院への電力供給は正常に行われていたとしています。

警察と消防は病院の配電室から火が出た原因などを詳しく調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。