このイベントは韓国からの観光客を誘致しようと、茨城県が韓国メディアなどを対象にソウル市内で開いたもので、大井川知事は「主にゴルフ目的で訪れる観光客にねらいを絞ってPRしたい。県内にはゴルフコースが114か所あり、温暖で冬でもプレーが可能だ」と紹介しました。

また、東京からも1時間前後の近さで、食や温泉などゴルフ以外にも魅力が多いとアピールしました。

そのうえで大井川知事は、5日から県内の宿泊施設を利用する韓国からの観光客を対象に、特定の旅行会社や旅行予約サイトなどで予約した場合に1人1泊5000円を限度に最大で宿泊費用の50%を助成する事業を始めると明らかにしました。

韓国はゴルフ人口が多く、県によりますと、昨年度、韓国から来県した観光客のおよそ9割は、主にゴルフを目的とした人だったということです。

一方で、現在は茨城空港と韓国を結ぶ直行便がないことから、県では、県内のゴルフ場や宿泊施設が成田空港との間で観光客を送迎する場合に、その費用の一部を助成する事業も始めます。

大井川知事は「国内のほかの自治体と差別化して特色を出すため、ゴルフに焦点をあてた。これを機に、茨城県のよさを韓国に広めていきたい」と話していました。

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