「AZEC=アジア・ゼロエミッション共同体」は、日本とASEAN=東南アジア諸国連合で設けられた枠組みで、石破総理大臣は今週ラオスを訪問するのにあわせて首脳会合を開くことにしています。

これを前に7日、総理大臣官邸で準備状況を確認する会議が開かれ、石破総理大臣は「脱炭素化の機運が国際的に高まる中、輸出産業に強みを持つアジアがグローバルビジネスで生き残るためには脱炭素化の取り組みは不可欠だ」と述べました。

そのうえで、首脳会合では今後10年を見据えた行動計画を取りまとめることで合意し、さらなる協力を進めていくことを目指す考えを明らかにしました。

そして、行動計画には具体的な内容として、アジアでの脱炭素化につながる活動を促進するルールを形成することや、排出量の多い電力や運輸などの分野の脱炭素化につながる取り組みを進めることなどを盛り込む方針を示しました。

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