ネタニヤフ首相(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は7日、イスラム組織ハマスによる奇襲から1年に合わせて動画声明を出し、パレスチナ自治区ガザでハマスに拘束されている「人質が戻るまでわれわれは戦い続ける」と強調した。イスラエル軍はレバノンに地上侵攻しており、イスラエル国内ではネタニヤフ氏が人質解放を軽視しているとの批判が出ている。  1年前にハマスによる襲撃があったイスラエル南部の音楽祭跡地など各地で追悼集会や人質解放を求めるデモが開かれた。地元メディアによると、息子が人質となっている女性は商都テルアビブの集会で「人質の解放を最優先にしてほしい」と各国の指導者に訴えた。


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