演説するハリス副大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選が11月5日に迫る中、民主党ハリス副大統領がメディア露出を増やしている。7日放送のCBSテレビの看板報道番組「60ミニッツ」で経済政策を説明。8日もコメディー番組に出演する。選挙戦最終盤に入り、これまで避けてきたインタビューに積極的に応じる戦略に転換し、支持掘り起こしに躍起だ。  6日公開された若者や女性に人気のポッドキャスト番組で、司会者に「なぜあなたを信頼すべきなのか」と問われたハリス氏は「人々の自由を守ることに心を砕いてきた」と回答。主要争点の人工妊娠中絶を含む権利擁護の姿勢を強調した。  7日の60ミニッツでは、中小企業や個人事業主を重視する姿勢を打ち出し、財源を問われると「富裕層に公平に税金を支払ってもらう」とした。  7月にバイデン大統領が選挙戦撤退を表明して以降、ハリス氏はテレビや新聞の取材を受けず、共和党のトランプ前大統領が「頭が悪いからやらない」と中傷していた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。