【北京=共同】中国外務省は8日、李強首相が9〜12日の日程で東南アジア諸国連合（ASEAN）関連首脳会議に出席するためラオスを訪問すると発表した。李氏は12〜14日の日程でベトナムも訪問する。
外務省の毛寧副報道局長は記者会見で、李氏が中国とASEANの首脳会議、ASEANプラス3（日中韓）首脳会議、東アジアサミットに出席すると明らかにした。ラオスを同時期に訪問する石破茂首相と李氏が会談する予定があるかどうか毛氏は答えなかった。「2国間会談については適切な時期に発表する」と語った。
毛氏は、東アジアは平和的な発展を維持しているが、不安定性や不確実性に直面していると指摘し「中国はASEAN各国をはじめとする地域の国々と相互信頼を深め、協力を強化する」と主張。経済統合や人的交流を促進する考えを示した。
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