9日、ラオス・ビエンチャンで始まったASEAN首脳会議の開幕式で踊るダンサー(ロイター=共同)
【ビエンチャン共同】ASEAN首脳会議が9日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた。11日までの日程で、日中韓を交えた「ASEANプラス3」や、米ロなども加わる「東アジアサミット」の首脳会議が続き、石破茂首相の本格的な外交デビューとなる。米国はブリンケン国務長官、中国は李強首相を派遣する。多様な2国間会談も行われる。 9日のASEAN首脳会議では、内戦状態が続くミャンマー情勢と、フィリピンやベトナムが中国と対立する南シナ海問題などが主要議題。 石破氏が持論とするアジア版NATOは国際的な注目を集めている。ASEAN側では、地政学的な対立関係に巻き込まれることを懸念する声が根強い。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。