アメリカのバイデン大統領がハリケーンへの対応を優先するため、10日からのドイツとアフリア南部のアンゴラへの訪問を延期すると発表しました。

ホワイトハウスは8日、バイデン大統領がアメリカ南部を先週襲ったハリケーン「へリーン」の救援活動と、近く南部フロリダ州に上陸する恐れがあるハリケーン「ミルトン」に対応するため、10日からのドイツとアンゴラへの訪問を延期すると発表しました。

バイデン大統領はドイツを訪問中に、ロシアの侵攻を受けるウクライナの防衛支援に関する首脳級会合を主催する予定でした。

大きな被害をもたらしたハリケーン「へリーン」を巡っては、共和党のトランプ前大統領が激しくバイデン政権の対応を批判していて、11月の大統領選挙を見据えた「政争の具に利用されている」との声も上がっています。

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