【ニューヨーク共同】国連総会は9日、人権理事会の理事国(47カ国)のうち今年末で任期が切れる18カ国を改選する選挙を実施した。立候補した19カ国のうちサウジアラビアが落選した。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは、サウジ国内の人権侵害を問題視して選出に反対していた。韓国やタイ、カタールなどほかの18カ国は選出された。  理事国は世界を5地域に分けて選出する。サウジが立候補したアジア太平洋枠以外は、改選国と立候補国の数が同じだったため、事実上の信任投票だった。


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