【エルサレム共同】イスラエル軍は10日、パレスチナ自治区ガザ中部デールバラハの学校を空爆し、ロイター通信によると少なくとも16人が死亡した。学校には多くの避難民が身を寄せていた。軍はガザ北部ジャバリヤの包囲を続けるなど各地を激しく攻撃している。  軍はジャバリヤでイスラム組織ハマスが作戦能力を立て直そうとしていると主張し、6日に地上作戦を再び始めた。10日には「戦闘員50人以上を殺害」し、銃など大量の武器を発見したと主張した。  ガザ当局は9日、ジャバリヤを中心とする北部で子どもや女性を含む125人以上が死亡したと明らかにした。  パレスチナ通信は10日、ガザ南部ハンユニスの民家が攻撃され、生後7カ月の乳児ら子ども3人と夫妻の計5人が死亡したと伝えた。ガザ保健当局は10日、戦闘開始後のガザ側死者が4万2065人になったと発表した。  軍は10日、レバノンの首都ベイルート南部への空爆も続けた。過去24時間で親イラン民兵組織ヒズボラの拠点110カ所以上を空爆したという。


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