道路を埋め尽くすほどの人だかりと無数に上がる花火。
バイクに乗りながら、走りながら、打ち上げています。

これは6日午後11時頃、中国・山東省の花火が禁止されているエリアで撮影された映像です。

いたる所で、群衆のすぐ近くでも上がる花火。
さらに、注目を一身に浴び、バス停の上でダンスする人もいます。

やりたい放題の若者たち。
彼らは一体何者なのかというと、中国で今、社会問題にもなっている“鬼火少年”。

バイクのランプがまさに人魂のように暗闇を移動することから、そう名付けられた若者たちです。

その多くは未成年。
バイクにまたがり、わが物顔で暴走。
周囲を威嚇するなど、法律お構いなしに迷惑を考えず、やりたい放題の集団です。

警察官も手を焼く鬼火少年。
カメラは子供を連れ戻そうとする父親の姿を目撃していました。

父親は「こんなことするなんて!ちゃんとした大人になれないぞ」と叱りビンタしました。

結局、騒ぎが収まったのは日付が変わった午前2時頃。
現地メディアなどによると、一部の“鬼火少年”が警察に連行されたということです。

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